週末里親

大阪府では週末里親を事業化しており、家庭養護促進協会が事業委託を受けています。
大阪市にお住まいの方は大阪市里親子包括支援室(06-4301-3156)が、
堺市にお住まいの方は子ども家庭支援センター清心寮(リーフ)が窓口です。
他府県の実施状況については、お近くの児童相談所にお問い合わせください。


週末里親とは
児童養護施設で生活している子どもの中で、実親や親族との面会や外泊の機会が少ない子どもを、
月に1~2回の週末や夏休み、お盆、お正月などに、家庭に迎え入れていただくボランティアの里親です。
家庭生活を経験することによって、子どもたちが施設を出た後の
自立を手助けすることにもなります。
週末里親さんには一人の子どもに、定期的に会いに来てくれる「おじさん」「おばさん」として
細く長く関わっていただきたいと考えています。

必ずしていただきたいこと
原則として、どの年齢の子どもでも施設までの送り迎えをしていただきます。
子どもが生活している施設まで片道1時間以内で行っていただける方、と考えています。

対象となる子ども
1歳から18歳まで、事情も様々です。
子どもの年齢や性別などの希望はお聞きしますが、
子どもの年齢、性別、個性、成長過程に応じて、ふさわしい環境を総合的に判断させていただきます。

謝礼・保険について
1日の謝礼として1500円、1回(往復)の交通費として1000円をお支払いします。(上限があります。)
また、子どものけがや病気に対する医療費は、全額公費負担されます。
万が一活動中のトラブルのために賠償責任を問われた場合に備えて賠償責任保険、
またけがや事故に備えて傷害保険をかけています。

手続きの方法
申込みの相談、受け付け、面接、調査、手当の支払いなど事業の具体的な運営を、
大阪府から委託を受けて、家庭養護促進協会が行なっています。
協会で説明を受けていただくことが最初のステップとなります。
週末里親を引き受けるかどうかは、ご家族全員の問題ですから、よく話し合って決めてください。
お申し込みの後、紹介できる子どもがいればご連絡をします。
子どもについて説明した後、ご家族で相談の上、合意していただければ、協会から家庭訪問します。
ご家族全員に面談し、週末里親を引き受けていただく際の注意点などを説明します。